前回は、2020年の上半期に行ってきた活動を中心に振り返りをしました。
続いては下半期にやっていたことなどをご紹介していきます。
*ちなみに上半期に他にもプロジェクトとしては動いたこともあるのですが、なかなか全て書くというわけには行かないので公開しやすいものだけにしています。が、ぜひあのプロジェクト出してほしいということがあればご連絡ください。書きます。(笑)
さて、2020年の6月以降ですが、と言いながら昨年の予定表を眺めています。
そうすると大きな活動としては、下記の3つかなと思われます。
6月〜今も
ファクトリーサイエンティスト育成講座
一般社団法人ファクトリーサイエンティスト協会
こちらは2019年の夏に合宿を実施するということでお手伝いとして参加した講座です。
法人ができ、年間4回みっちり講座を実施するということで、引き続き公認TAとして活動をはじめました。
新型コロナウイルスの影響もあり、8月、11月、1月とオンラインでの開催が続いていますが、みなさん真剣に課題解決のためのプロダクトを作り続けています。そんなみなさんのお手伝いをし続けています。
一例としては、気温を測定しておいて、ある一定の気温を超えたらリレーを稼働させ、ファンを回す仕組み、とかです。
詳しくはwebサイトをご覧くださいね。オーダーがあれば大分の方限定で開催することも可能です。
ちなみに僕は、教材キット用のBOXのデザインや、認定要件を満たした方にお渡しする認定証のデザインなどを担当しました。
ボケた写真を使っているのはわざとです。(笑)
9月
高校生ミライハック
大分県、公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所
毎年、高校生グループとアイデアを出し合って、なるべく実装するというアイデアソンとハッカソンの中間のようなイベントのメンターをやっています。
今年はオフラインでの実施はどうなんだろうとか思っていたんですが、定員を超える参加者がいたようです。みんな検温して、マスクをして、距離をとって座ります。(今では当たり前の風景になりましたが)オープンデータから見えてくる地域課題や自分たちが感じていることを解決する、より良くするというテーマのもと、高校生がいろいろと空想、妄想を膨らませていきます。
その結果、実装なんて無理だ、っていうプロダクトが出てきたりするのが楽しいところです。個人的には、面白いもの・ことをどんどん考えるイベントになってくれると良いなぁと思っています。
ぼくが担当したチームは、ペットボトルを捨てる際ポイント付与されることで、ポイ捨てを減らし、よりリサイクルしやすい状況を作ろうというものでした。その中でゴミ箱のモックとして、人感センサーで蓋が開き、一本入れると蓋が一旦閉まるみたいなものを一緒に作りました。
10月末
デジタルものづくりセミナー
延岡地域雇用促進協議会
2019年までは何度も宮崎市にお伺いして講座をしてきましたが、昨年は大分のすぐ隣宮崎県延岡市で同様の講座を実施しました。
新型コロナの影響も心配で、直前まで実施するかどうか相談を続けて来たのですが、だいぶ落ち着いているということもあり、対面での実施となりました。さすがに作る過程をオンラインというのは面白さが半減してしまうのではと考えていたので一安心でした。
とはいえ、マスク必須、いつもだったら最終日に参加者の方に声をかけてご飯に行ったりするんですが、そういうこともできず。ただ、初めて3Dプリンタやレーザーカッターを使う方々からは、データの作り方や加工してできたものの仕上がりなど大変楽しかったというアンケート結果を頂きました。
ちなみに配布資料は500ページを超えていました笑
僕たちがラボをやっているからなのか、大分県内ではこういう講座の依頼は少なく、逆に子どもたちに向けての依頼が多いのはなぜでしょう。いつも不思議です。
ということで、下半期も何をやっているのかどうか伝わりにくいことをやってきておりました。
今年、2021年も昨年と同じく活発にというのは難しい状況が続きそうな気配がしますが、それでも何か手を動かすことを止めるわけには行かないので、引き続きのんびりと活動していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
あ、ラボを使いたい時は必ず事前連絡をくださいね!!
2021年あけましておめでとうございます。
豊住です。
あけましておめでとうございます。2020年もどうぞよろしくお願いいたします。
もとの生活に今年は戻れるはずと思いつつ、やはり影響が続いており、なかなか思い通りには行かない年明けとなりました。
みなさんもくれぐれもご注意ください。
*ラボの利用に関しても当面は事前予約制を続けていきますので、ご協力ください。
ラボ利用についてのお知らせ
さてここ数年、ブログの更新をめっきりとサボっておりました。笑
ですが、なかなかふらっと遊びに行きにくい今日このごろということもあり、可能な限り更新していこうと思います!
おそらく。多分。
2020年一発目の記事は何にしようかな?と、早速考えているのですが、何がいいでしょう。
と考えても、まだほぼ何もスタートしていない今年なので、昨年の振り返りでもしてみたいと思います。
2020年は、2019年夏にスタートしたくにさきガチャガチャ制作隊の作品の仕上げ作業からスタートしました。
3月の最終発表会に向けてブラッシュアップを黙々とこなしていく学生たち。
そのブラッシュアップに対して、なんとかイメージ通りのものを作り上げる方法をかんがえるという作業がひたすら続きました。
合わせて最終報告に向けてのプレゼンの準備もと言うタイミングで、新型コロナウイルスの影響が国内、大分でも見られるようになり、集まっての作業ができない、報告会も延期、と様々な影響を受けました。
が、なんとかみなさんにお披露目したいということで、報告会の開催を9月に実施。様々なメディアに取り上げていただき、製品化に向けての追い風をもらえることとなりました。
並行して、大分市美術館の企画展CIAO!2020 – Creative and Innovative Artists in Oita –の出展アーティストの一人として選んでいただき、そこに出展する作品の制作も行っていました。
4月スタートということで、のんびり考えながらたどり着いたテーマは、「つくる・あそぶ・なおす」ということです。
美術館という触れてはいけないとされる作品がたくさんある中で、美術館に展示されてるもので遊んでいいし、壊れたら修理すればいいじゃん、というひねくれた発想から行き着いたものです。いろいろ考えた結果、その場で偶然に合わせた人も遊べるサッカーゲームをレーザー加工機を使って組み立てました。
ちなみにボルト・ナットや接着剤等は使わず、はめ込みだけで成立させています。
しかしこちらも案の定新型コロナウイルスの影響を受け、館内で触れない、喋れないというルールとなってしまい、最初から最後まできれいな姿のまま会期を終えることとなりました。また、館内に展示した状態ではあったのですが、なかなか開館できない状況でもあったため、他のアーティストさんの許可のもと作品が観覧できるwebサイトを立ち上げたりもしました。
春頃には、医療物資の不足があちこちで見られるようになりました。日常的にみなさんが使っている物だと、不織布マスクや消毒液など、記憶に新しいかと思います。
それと同時に、医療現場で使われているFace Shieldや防護服なども不足が見えてきました。どちらも全世界的に不足が叫ばれている中、さまざまな団体、企業が3Dプリンタを使ったFace Shieldの制作をコミュニティを巻き込んで開始していました。国内でもさまざまな団体が制作していたニュースをご存じの方も多いかもしれません。
僕は、prusa社が公開していたデータを試作としてつくって、大分ではこんな事にならないといいけどなぁと考えていた矢先に、国内のニュースを見て、3DプリンタでつくれるFace Shieldを大分でつくれる場所はないか探していた医療関係者の方から相談がやってきました。その方とは、いろいろと使用した上でのフィードバックなどをもらいながら、サイズ、形状を修正し、お渡ししました。この件に限らず、複数の場所へお送りしています。
と、ここまで書いて結構な分量になってしまったなぁと感じています。笑
あとは他にもとある組織のキャラクターの立体化などのお仕事もしていたのですが、それが何かについてはここでは書けないので気になる方は直接聞いてみてください。
これまで見たことはあるなぁという意識だったのですが、立体化したのは僕が初めてだそうです。正面からの顔しか資料が無い子だったので、色々と大変だったことは記しておきます。笑
下半期については、近日中にまた書きます!!
あけましておめでとうございます。2020年もどうぞよろしくお願いいたします。
もとの生活に今年は戻れるはずと思いつつ、やはり影響が続いており、なかなか思い通りには行かない年明けとなりました。
みなさんもくれぐれもご注意ください。
*ラボの利用に関しても当面は事前予約制を続けていきますので、ご協力ください。
ラボ利用についてのお知らせ
さてここ数年、ブログの更新をめっきりとサボっておりました。笑
ですが、なかなかふらっと遊びに行きにくい今日このごろということもあり、可能な限り更新していこうと思います!
おそらく。多分。
2020年一発目の記事は何にしようかな?と、早速考えているのですが、何がいいでしょう。
と考えても、まだほぼ何もスタートしていない今年なので、昨年の振り返りでもしてみたいと思います。
2020年は、2019年夏にスタートしたくにさきガチャガチャ制作隊の作品の仕上げ作業からスタートしました。
3月の最終発表会に向けてブラッシュアップを黙々とこなしていく学生たち。
そのブラッシュアップに対して、なんとかイメージ通りのものを作り上げる方法をかんがえるという作業がひたすら続きました。
合わせて最終報告に向けてのプレゼンの準備もと言うタイミングで、新型コロナウイルスの影響が国内、大分でも見られるようになり、集まっての作業ができない、報告会も延期、と様々な影響を受けました。
が、なんとかみなさんにお披露目したいということで、報告会の開催を9月に実施。様々なメディアに取り上げていただき、製品化に向けての追い風をもらえることとなりました。
並行して、大分市美術館の企画展CIAO!2020 – Creative and Innovative Artists in Oita –の出展アーティストの一人として選んでいただき、そこに出展する作品の制作も行っていました。
4月スタートということで、のんびり考えながらたどり着いたテーマは、「つくる・あそぶ・なおす」ということです。
美術館という触れてはいけないとされる作品がたくさんある中で、美術館に展示されてるもので遊んでいいし、壊れたら修理すればいいじゃん、というひねくれた発想から行き着いたものです。いろいろ考えた結果、その場で偶然に合わせた人も遊べるサッカーゲームをレーザー加工機を使って組み立てました。
ちなみにボルト・ナットや接着剤等は使わず、はめ込みだけで成立させています。
しかしこちらも案の定新型コロナウイルスの影響を受け、館内で触れない、喋れないというルールとなってしまい、最初から最後まできれいな姿のまま会期を終えることとなりました。また、館内に展示した状態ではあったのですが、なかなか開館できない状況でもあったため、他のアーティストさんの許可のもと作品が観覧できるwebサイトを立ち上げたりもしました。
春頃には、医療物資の不足があちこちで見られるようになりました。日常的にみなさんが使っている物だと、不織布マスクや消毒液など、記憶に新しいかと思います。
それと同時に、医療現場で使われているFace Shieldや防護服なども不足が見えてきました。どちらも全世界的に不足が叫ばれている中、さまざまな団体、企業が3Dプリンタを使ったFace Shieldの制作をコミュニティを巻き込んで開始していました。国内でもさまざまな団体が制作していたニュースをご存じの方も多いかもしれません。
僕は、prusa社が公開していたデータを試作としてつくって、大分ではこんな事にならないといいけどなぁと考えていた矢先に、国内のニュースを見て、3DプリンタでつくれるFace Shieldを大分でつくれる場所はないか探していた医療関係者の方から相談がやってきました。その方とは、いろいろと使用した上でのフィードバックなどをもらいながら、サイズ、形状を修正し、お渡ししました。この件に限らず、複数の場所へお送りしています。
と、ここまで書いて結構な分量になってしまったなぁと感じています。笑
あとは他にもとある組織のキャラクターの立体化などのお仕事もしていたのですが、それが何かについてはここでは書けないので気になる方は直接聞いてみてください。
これまで見たことはあるなぁという意識だったのですが、立体化したのは僕が初めてだそうです。正面からの顔しか資料が無い子だったので、色々と大変だったことは記しておきます。笑
下半期については、近日中にまた書きます!!