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3DプリンタとArduinoでつくってみた。

豊住です。
先週は、数年ぶりのFabFridayを開催し、久しぶりにラボのカウンターが埋まる夜でした。
ものをつくる場所ではありますが、ゆっくりとコミュニケーションを取るだけの場所になるのもやっぱり楽しいなぁと再確認した夜でした。

さて、その前日にFBページの方でも投稿をしたのですが、3DプリンタとArduino UNOを組み合わせて、歩行者用の信号機をつくってみました。

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Arduinoに関しては、Lチカと呼ばれる動作の数を増やしただけと言った感じではありますので、難しくなかったです。
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それよりも難しかったのは、信号機の形状です。

みなさん、歩行者用信号機といえば、赤と青(緑)の縦になってるやつというのはすぐにイメージできるかと思うのですが、あれよく見るとつくっているメーカーによって微妙に違うんです。。。
今回つくるにあたって、ラボの周り、家の周りの信号機を観察してみると色んな発見がありました。同じ支柱に付いているのに、自動車用と歩行者用のメーカーが違う、本体の厚さの違い、カバーがついているかいないか、カバーの長さ、LED式なのか、電球式なのか。よく見ると光り方が違うんですよね。

余談ですが、福岡に信号をつくっている企業さんがあり、工場見学についての問い合わせをしてみました。ハマってしまっています。笑
で、自分で撮ってきた写真を眺めていて気付いたのですが、LEDがつぶつぶと光って見える信号機、人のシルエットの周りが黒いんです。中のシルエット部分だけが発行するようになっているんですね。
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そこに気付いて、カッティングシートで幕を作ると一気にそれっぽく見える様になりました。

まぁそこからは配線をなんとか押し込めて、完成です。が、調子に乗って何度も開け閉めしていたらヒンジ部分が割れました。。。笑
なんとなくつくってしまったため、厚さが足りなかったようです。。。

とはいえ、これをもっと小さくして、LEDを一つにするとちょっとしたArduinoワークショップになるかもしれないなぁと考えています。
Arduinoを外出しにして、スイッチと組み合わせて押しボタン式信号の挙動や、赤外線センサーで特定の位置に何かを感知すると感応式信号になったりと幅も広がりそうです。
そんなワークショップ良いなぁと思ったらぜひお知らせください。頑張って考えます。笑

陽気な季節、久々に開放された感覚もあります。みなさん、交通安全で!!