随分と更新が遅れてしまいましたが、
久しぶりにファブラボ大分の機材で何ができるの?の時間です!
3回目の今回は、カッティングマシンです。
これまでの機材と同じようにデータを元に、ステッカーシートや紙をカットしてくれる機械です。
ただしIllustratorのデータは対応されていないので、
一度SilhouetteCAMEOのソフトウェア上で変換する必要があります。
また、印刷機能はついていませんので、カラーのデータをお持ちいただいても、
出来上がりは一色、または別途作業が必要となります。
なにはともあれ、これを使うとどんなことができるのかを見ていきましょう。
ラボのトイレドアに貼っている注意書き。
このようなメッセージやちょっとした案内にステッカーを切り出すことができます。
ファブラボ大分のロゴ。
階段や窓などあちこちに貼っています。
このようなステッカーシートは200mmx100mmあたり100円で販売をしています。
まずは試してみて、必要に応じてロールで購入し、持参されている利用者の方もいらっしゃいます。
また単純にステッカーとして使う他に、
ステンシルとして使える場合もあります。
8fabulkaとして、私が製作した簡易シルクスクリーンTシャツ。
これもカッティングマシンで版をつくって、型を作りました。
シールをつくれるということで、子どもたちとのWSでも大活躍なカッティングマシンですが、
手間がかかったり、苦手なところもあります。
この機材、データに基づいてカットしてくれるのですが、レーザーでカットするわけではなく、
物理的な刃で切り出していきます。
その為、あまりに細かい柄や絵の場合は、カッターの刃にステッカーがくっついて外れる場合もあります。
カッターの刃は、シートにカット線を入れるだけになりますので、
機材の作業が終わった後に、いらない部分を自分の手で剥いで行く作業が出てきます。
ここもあまり細かいデータだと綺麗に剥がしていくのが大変になってきます。。。
ちなみに8のTシャツ用でつくったシートは、剥がすのに1時間近くかかりました。。。笑
と難しい部分もお伝えしましたが、
この他にも応援メッセージボードなど、ステッカーが貼れる場所であれば、
使い方はいろいろありそうです。
もちろん車などに貼っても問題ありませんし、店舗の窓などに貼ることも可能です!!
また、印刷はできないですが、パーツごとに色を変えてつくってしまえば、
ある程度の色の表現は可能です。
カッターの刃をボールペンなどに差し替えて、
プロッターのように使うこともできそうですよ。
ということで、カッティングマシンの簡単なご紹介でした。
ご質問等があれば、お気軽にお知らせくださいね〜!!