みなさん
こんにちは、ファブラボ大分の豊住です。
スタッフブログ、久々の更新となります。。。
さて、10月の3連休みなさんは何をして過ごされたでしょうか。
私は、ファブラボ北加賀屋で開催された第3回日本ファブラボ会議に出席のため、
大阪におりました。
日本ファブラボ会議は、国内のラボ運営者の方々が集まり、近況報告や技術の交換、
そしてファブラボジャパンネットワーク全体について、議論します。
さて、今回の会議、
国内のファブラボ、ファブラボβの運営者が参加され、
70名以上の方が集まりました。
今回は、議論だけではなく、実際に手を動かすワークショップがたくさん実施されました。
全てを紹介するにはスペースが足りなくなりそうですので、
私が参加したワークショップを中心にご紹介します!!
*この他にもたくさんのワークショップがありましたので、
ご興味がある方は# fabcamp2015というタグで検索をしてみてくださいね!!
・Material finishing WS from FabLab Sendai
ファブラボで一番稼働する機材であるレーザー加工機、
コレで切断した木材などは、どうしても断面に焦げヤニが入ってしまいます。
その焦げた部分をカッターで丁寧に落として行くところから始まります。
ヤニを綺麗に取り除いたら、今度は表面と裏面に紙やすりをかけていきます。
角度を変えて見て、表面に傷が見えなくなったらヤスリがけは終了です。
表面をきれいにしたら、栗やくるみを使って、
オイルフィニッシュを行います。
殻を割って、中身をガーゼに包んで、手で軽く潰してあげると、じんわりと湿り気が。
後はこれを表面に塗って、完成です。
?追記)http://fabble.cc/kanamasuda/oilfinish-nuts
・Making vacuum former workshop?from FabLab Saga
バキュームフォーム制作WSです。
もともとはファブラボ仙台が作成していたデータを元に、
改良点があれば改良してみようというワークショップです。
データ、作り方はこちらにあります。
http://fabble.cc/fablabsendai/simplevacuumformer
簡単に説明をすると、ボックスと掃除機をつなぎ、
掃除機の吸引力で、溶かしたプレートで型を取ります。
今回は電熱機の準備ができなかったので、
ヒートガンを使って、プレートを加熱していきます。
実は溶かしたプレートは、別の会場で実施していたWSの制作物の一つです。
スーパーなどのビニール袋をヒートプレスし、1枚のプレートに圧縮しています。
さて、実際には穴の開いている天板部分にモノをのせることになるのですが、
吸引力によって、天板にたわみがでてしまいます。
そこで、中に支えとなる柱を立てることにしました。
そうすることでたわみが出なくなり、しっかりと型を取ることができました。
?追記)今回のデータ等を公開していただきました。(from FabLab Yamaguchi)
http://fabble.cc/fablabyamaguchi/simplevacuumformer-fabcamp2015
・How to use Electric welder?
初めて利用する人も多かったプラズマカッターと、溶接道具。
でもとても楽しくて、機材を購入しようかかなりまじめに迷う人たちも。。。
今回材料として2mmくらいの鉄板を使用。
実際にやってみると驚くくらい簡単に鉄板が切れていきます。
ただし、ハンディなので若干慣れるまでコツが必要でした。
溶接の際には、火花を直接見ないように、みんなあのお面を使います。
そうして出来上がったのが、こちら。金属を加工するというのは難しいですが、
実際に加工してみると楽しいコト間違いないです!!!
お伝えしたいことはもっとたくさんあります。
続きは、ファブラボ大分にお越しになった時にでもお話しますね!
最後に、3日間会議の運営をしてくれたファブラボ北加賀屋のみなさん
大変ありがとうございました!!
とても楽しく、知識が身につく3日間となりました。
Instagram #fabcamp2015