こんにちは、ファブラボ大分の豊住です。
3月28日、29日と熊本県球磨郡湯前町の方にお招きいただき、
カッティングマシンを使った出張WSを実施してきました。
大分市内でも桜の花がかなり咲いてきていますが、
湯前町はほぼ満開と言っていいくらいの様子で、当日もとても暖かい一日でした。
湯前町は、下記のような場所にあり、
大分市内から高速道路を利用して、4時間弱程度で到着です。
さっそく機材の準備をしていると、ちらほらと子どもたちが駅の周りに集まり始めました。
どうやら、小学校のお別れ会や部活の送別会などの日程と重なっていたようで、
その集合場所にもなっていたようです。
第一部のワークショップでは、20名近くの方に参加いただき、
ファブラボとはどんなところか?ファブラボ大分では、どんなモノを作っているのか、紹介。
さらに、ファブラボ大分と映像をつなぎ、
持ち運ぶことのできないレーザーカッターなどの加工の様子を見てもらいました。
今回は、小学生とその保護者の方を対象としたものですが、
みなさん真剣にステッカーをデザインしています。
子どもたちがやっているのを見て、大人たちもステッカーを作るのに真剣になるのは、
どこの場所でも同じようです。
第2部も初日と同様、ファブラボについての紹介をした後に、
ステッカーづくりを行っていただきました。
第2部を始めた時から次第に人が集まり始め、
最終的には開始時の2倍以上の参加者となっていました。
遅刻しないように「ダッシュ!!」と言ったメッセージステッカーを作る子どもや、
家族全員分の名前ステッカーを作る子どもなど、
文字を使ったステッカーをつくることが多かったの印象的でした。
実は、今回のWSに向けて、湯前町のゆるキャラのステッカー用データも
作成していたのですが、あまり作られることはありませんでした。。。
もちろん多少細かい部分も多く、難しい点もありましたが、
キャラクターより家族に向けたメッセージなどを作る子どもたちが多かったのは、
ちょっと意外でした。
また、当日参加してくれた子どもたちとじゃんけんをし、
一番最後まで勝ち残った人には、3Dスキャナーと3Dプリンターを利用して、
自分フィギュアを作るモデルになってもらいました。
やはり3Dプリンターが動き始めると、大人も子どもも興味津津です。
3Dプリンターはどのようにして立体のものを作っているのか、
また、サポート材の部分がどうして必要なのかを、
稼働中のプリンターを使って、説明。
みんなの前で、スキャンされている様子や、出来上がったフィギュアを
見られるのは、恥ずかしいけど、面白かった。
大切にしますといって、大事そうに持って帰っていただくことができました!
今回参加してくれた湯前町の子どもたちは、
みんな一通りPCの操作にも慣れており、
カッティングマシンのソフトの操作も、一度で、すんなりと覚えていました。
次にまた作ることができたのであれば、
自分で描いた絵のステッカーを作りたいという子もいました。
機会があれば、ぜひまたお伺いしたいと思います。